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インドネシア便り その2
インターン大野です。一か月ほど前に一度インドネシアからブログを更新しましが先週帰国しました。
今回はこの一ヶ月を振り返ってちょっと考えたことを書いてみようかと思います♪

 インドネシアは周知の通り「発展途上国」と位置づけられている国です。
「発展途上国」とはどういう意味でしょうか。経済的に先進国に遅れを取っており、まだまだ相対的に貧しい人が多いと言うことでしょうか。

 そのような話をするとインドネシア人の友人によく訊かれます。
何故第二次大戦後日本は発展することが出来たのか?
この問いに答えられたら世界の貧困は瞬く間になくなるので、そう簡単な問いではないのですが、私が逆に「じゃあインドネシアと日本は何が根本的に違うと思う?」とたずねてみると多くの友人は暫く考えた後「日本人には国に対してモラルがある。」「インドネシア人に比べて意識が高い」と言う答が返ってきます。つまり、日本人にはインドネシア人よりも意識が高いため、さまざまなことがうまく行く。それに比べインドネシア人は自分、もしくは自分の家族や民族さえ利益を得られれば、国家のことは気に留めない。長期的な視野や幅広い「国」という単位で物事が動く大切さを認識していないから上手く行かないことが多いと言う。

ゴミを道端に捨てるのも、すりが多いのも、人からお金を頻繁に借りるのも「今と自分」だけを考えているからだ、という。

でもこのような答を聞くと私は反論したくなります。
インドネシアにはイスラム教があり、それなりのモラルの教育はなされています。
識字率だって高く、国民意識の教育も強く行われています。
伝統的な文化も立派にあります。
確かに多民族国家であることは間違いないのですが、「インドネシア人にはモラルがなく日本人にはモラルがあるからインドネシアは発展が遅れるのだ」と言われてしまったら元も子もありません。

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インドネシアの伝統的な染物「バティック」蝋で模様を描き、染めます


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8月17日はインドネシアの独立記念日。さまざまなところでお祝いが行われます。これはジョグジャカルタに近い町Wonosariの小学生たちによるパレードです

 だから「目先のことしか考えない」のではなく「長期的で広範な視野を持つ余裕がない」といった方が正しいのではないか、と私は考えています。自分の未来について様々な選択があって、それをじっくり考えて行動に出る、ということはある意味贅沢であり、それが先進国と途上国の大きな違いなのではないでしょうか。

 経済的発展を遂げることも重要かも知れませんが、未来の選択肢の幅を広げること。これがとっても重要になっていくのではないかな、と私は感じています。

090911_3.jpeg

町から1時間ほどできれいな田園風景が拡がります。

2009/09/11(Fri) | 事務局より | トラックバック(-) | コメント(0) | page top↑
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