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天使のこころをもつホームレス
こんにちは。ボランティアの伊 李 Ii-Lilly です。

今日は池袋を中心にホームレス支援活動をしている
てのはし-手の橋-さんのブログ
福祉の窓 愛の手帳 
を紹介します。

駅の階段で出会ったホームレスのAさんに
てのはしのNさんが寄り添い、一緒に
東京都の障害者手帳-愛の手帳を
取得するまでの様子が描かれています。

mugi.jpg

このブログをはじめて読んだとき
衣類や食べ物などの物資、医療、話相手、などの一時的支援だけでなく
ひとりにずっと寄り添う福祉の支援があることを知りました。

様々な支援をしている人の多くは無償のボランティアです。
平日は別の職業に就いています。

chou.jpg

ブログの最後の

「愛の手帳」を取得するまでに、多くの人の暖かい協力がありました

を読んで、
多くの人が自分のできる範囲の、小さな援助の手を差し述べて、
援助の手が「手の橋」になり、小さな一冊の愛の手帳を
Aさんのところに届けたのだ、と気付きました。

wakaba.jpg

Aさんを最初に担当したケースワーカーさん、
Nさんが相談した障害者福祉専門の方たち、
東京都心身障害者福祉センターの担当者の方たち、
ボランティアのお医者さん、そして
てのはしさんに寄付を寄せているたくさんの人たち。
これらの人たちが、Nさんの呼びかけで小さな手を差し出し、
Nさんは差し出された手と手を、Aさんに向かってつなぎ合わせ
手の橋をつくりました。

支援するとはこういうことか、と気付かせてくれたブログです。

掲載画像はイメージ図です。



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2010/10/04(Mon) | 東京プロジェクト/ホームレス支援 | トラックバック(-) | コメント(0) | page top↑
ギフト・パック
こんにちは。ボランティアのIi-Lilly(伊 李)です。

私の職場はA駅の近くです。1年以上前から、駅前広場のベンチで
Bさんを見かけるようになりました。

今年の夏の異常な猛暑のある朝、出勤のために駅前広場を横切ると、
Bさんがベンチで横になっていました。
強い日差しをまともに浴びて、ぐったりした様子に、ぎょっとしました。

それまで声を掛けたことがなかったのですが、思い切って声をかけると、返事がありません。
眠っているのと様子が違うようです。
それで区役所の福祉課に電話を掛けました。
このことがきっかけで、Bさんを見かけると声を掛けるようになりました。

Bさんはホームレスの原因で紹介した何の援助も受けていないホームレスの一人でした。
巡回相談員に会ったことがなく、福祉もシェルターのことも知りませんでした。
食べ物や衣類の支給も受けたことがありませんでした。

Bさんがこれまで何の援助も受けられなかった原因の一つは
A駅が、池袋や新宿、山谷など、支援活動が行われている地域から離れていること、
BさんがA駅周辺の広い範囲で、転々と居場所を変えていることが考えられます。

福祉相談員が巡回する時間に、いつも駅前広場にいれば
相談員と出会って、ケアを受けられるかもしれないのに
なぜ、Bさんは転々と居場所を変えるのだろう、と不思議でした。

あるとき、Bさんを見かける時間帯に、今まで見かけた場所を一か所づつ辿ってみました。
すると、あることに気付いたのです。
転々としているのは気まぐれだからではなく、わずかな食べ物を得るためだということに。
そのことに気づいたあと、小さな支援物資サバイバル・ギフト・パックを準備しました。
そしてBさんに会ったらいつでも渡せるようにギフト・パックをいつも持ち歩くようにしました。
ギフト・パックは支援団体の一つてのはしさんのサイトを参考にしました。

GiftPack
ギフト・パックの中身。これらをきれいなパッケージに入れてリボンをかけました。

Bさんにギフト・パックを渡したとき、無料シャワー、無料診療所、シェルターのこと、
救急車の呼び方、公衆電話の場所を知らせました。
これらの情報やギフト・パックを受け取ったときも、Bさんは口をつぐんで無表情でした。
他人との交流を完全に失った、長く厳しい野宿生活で、感情が失われてしまったのだろう、
と思いました。

けれど、別れ際に私が「元気でね」と言いながら笑うと、
Bさんは、欠けた前歯を見せながら、同じように笑ったのです。

衣食住すべてが極限状況にあっても、人は自然に笑うことができる、ということを、
そのときはじめて知り、こころが打たれました。

これからも、Bさんを見かけたら、出勤前や帰宅前のほんの短い時間、話かけを
続けようと思っています。ここでの話しかけは、相手に対して受け身で接することです。
2010/09/10(Fri) | 東京プロジェクト/ホームレス支援 | トラックバック(-) | コメント(0) | page top↑
ホームレスの原因
こんにちは。ボランティアのIi-Lilly(伊 李)です。

世界の医療団の東京プロジェクトを知るまでは
ホームレスについてほとんど何も知りませんでした。
東京プロジェクトのことを知って間もなく、私の職場近くの公園で、
ホームレスの人と知り合いになりました。
そうして自分の周りを見回すと、私の日常の中にホームレスの人たちが
たくさんいることに気づきました。
近くの公園、駅に行く途中の橋、川岸や道路脇のベンチ。
職場がある東京の高層ビルの間の通り。
今までは、見えていても通り過ぎるだけだったのに
ホームレスの人と知り合いになってから、
たくさんの疑問を抱くようになりました。

なぜホームレスになったのだろう?
なぜホームレスのままでいるのだろう?
何を望んでいるのだろう?


Whys of Homelessness

厚生労働省:ホームレスの実態に関する全国調査報告書
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/04/h0406-5.html
を見つけました。平成19年1月に実施された、約2,000人を対象にした
面接による生活実態調査の報告書です。その概略を次に書きます。
精確な内容は、上のサイトで確かめてください。

なぜホームレスになったのだろう?という疑問については、
アパートを借りて生活していたが失業し、賃貸料が払えなくなったので、
公園や河川敷で野宿をしている人が多い
ということが分かりました。
ただし、上のパターンでない人もいることに注意!

なぜホームレスのままでいるのだろう?という疑問に関連して、
報告書の統計の中で、次の項目が気になりました。

これまでに健康相談や食糧・衣類の支援を受けたことが無い人(全体の約58%)
巡回相談員に会ったことがない人 (全体の約38%)
シェルターの存在を知らない人(全体の約38%)
1年以上、家族と連絡を取り合っていない人(全体の約76%)


支援が届かず、その情報も得られない、孤立した人のイメージが浮かびます。
支援物質や情報は人を介して届きますが、
人とのつながりが弱いために届かないようなのです。
ホームレスの状態が続く原因は人とのつながりの弱さではないかと考えられます。

何を望んでいるのだろう?という疑問については、
ずっと住むことができるアパートで、一人で生活したい
と望んでいる人が多いようです。

アパートで一人暮らしを実現するためには、
自分で生活費を稼ぐか、生活保護を受ける必要があります。
ホームレスであれば生活保護が受給できるとは限らず、
自治体の事情もあってケースバイケースです。

自分で生活費を稼ぐことは、社会とつながることで実現できます。
社会から孤立していて、情報も少ない人が
社会とつながりをもとうと行動を起こすのは容易ではないでしょう。

私は、再び社会とつながろうという気持ちを支援するための
TODOKERU活動を考えてみました。

TODOKERU
支援物資を届ける
情報を届ける
優しい言葉を届ける
優しく聴く耳を届ける
優しい視線を届ける
そして
支援物資を届ける支援団体をサポートする
情報を届ける支援団体をサポートする
医療を届ける支援団体をサポートする <= 世界の医療団の活動を支援する

次回以降の私のブログでは、TODOKERUの実際の試み
    サバイバル・ギフト・パック
    無料情報アクセス
    歯医者さんと按摩さん
    優しく聴く耳
などを紹介します。
また、調査報告書の統計では見えてこない個々の人たち
    天使のこころを持つホームレス
    浅草の生活クリエイターたち
の紹介も予定しています。

ホームレス問題だけでなく、インターンやボランティアの
生情報もお届けするこのブログを、ぜひまた見てくださいね

ブログへの自由なご意見・ご感想大歓迎です。

The Whys of Homelessness

I live in Tokyo, and see homeless people every day:
How did people become homeless?
Why do people stay homeless?
What do people want?

The interview to 2,000 homeless people was conducted on January 2007:
The Ministry of Health, Labour and Welfare: National survey report of homeless (Japanese)
According to the report:
--Many people of homeless used to live in rented apartments, but had lost their job,
became homeless because they could not pay the rent.

--Many homeless people lose the connection with others, had not received aid and
information which are necessary to get out of homelessness.
58 percent have not received aid of health care, food and clothes.
38 percent have not met patrol counselors.
38 percent did not know existence of public shelters.
76 percent did not contact the family for over a year.

--Many homeless people want to obtain a steady income and to live alone in a rented apartment.
To obtain a steady income, it is necessary to get a job or welfare benefits.
It's not easy to get the welfare benefits in Japan: His (her) family is required to aid him,
before the welfare benefits. We need notice that there are the 76 percent people who did not contact the family.
To get a job, he has to connect with others. I think that it is not easy to start that action.
To support his positive action, we can try some ideas called TODOKERU (=Deliver).
TODOKERU:
Deliver aid
Deliver information
Deliver kind words
Deliver listen
Deliver smile
In the next blog, I will introduce some TODOKERU examples.
By Ii-Lilly

参考文献
ホームレス全国調査をどう生かすか
http://www.geocities.jp/kqsmr859/teigen/h20-3-11.pdf
2010/08/21(Sat) | 東京プロジェクト/ホームレス支援 | トラックバック(-) | コメント(0) | page top↑
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